ゴールドジムの風景
ここ最近ジムで筋トレに精を出している。
昨年までの4,5年ランニングにはまり、フルマラソンを何度か走ったりしてきた。
人間の体は継続的に続けている運動の合った体性に変化するもので、長距離ランナーはまず痩せる。それで脂肪が減るだけならよいが、走るためには必要のない筋肉も無くなっていくようだ。
おまけに燃費のいい身体になると今度は太りやすくなる!少ないカロリーでたくさん動けるようになり、ちょっ多めに食べると燃料としてストック(脂肪にして)するのだ。
痩せると服をすっきり着こなせる点はいいんだけど、男としてやせ形ってのもちょっとさみしいかなあと思い、もうすこし筋力をつけようと思い立ち、原宿のオフィスの近くにあるゴールドジムに入会した。
ゴールドジムは、スポーツジムのなかでもマッチョ系ジムとして知られている。
たしかに以前僕が入っていたバブルの名残系ジムとは様相が違ってた。
前のジムでは筋トレはそこそこでストレッチとマッサージの方に時間をかける人が多くて、おじさんおばさんの保養施設みたいだった。しかしゴールドではタンクトップをきたマッチョ系若者や年季の入った色黒のおじさんが気合を入れてトレーニングで切磋琢磨している。女性はトレーナーをつけて熱心にやってる人がわりと多い。
なかにはそこまで筋肉つけてどーするの?普通の服着れないんじゃねー!って人もチラホラ。そうゆう環境でいると、それもありだなと思っちゃうんだろうな。
ジムには鏡があっちこっちの壁に設置してある。その鏡にむかってタンクトップ姿でムキッとポーズをつけてるところをよく目にするが、なんとなくこちらが気恥ずかしくなる。
まあでもそんなちょっとした別世界でしばらく体を鍛えるのもいいだろう。
トレーニング後のサウナと風呂も気持ちいいし、そのあとは居酒屋直行で生ビールも当然うまい!
そうそうその時のおつまみは鶏のささみだよね!(嘘ですそれはマジなマッチョだけ)
ムカつかないコツ
人出の多い街に出るとマナーの悪い人も結構いたりして、ムカつくことがある。
これは決して精神的に良くないと思いながら、つい・・・
そこでいい対処法がみつかった!
目の前の人のいいところを3つ即座に見つけることだ。
いい点を見つけることに心を向けると、悪い点には心は向かわない。
実はこれは売れっ子メンタリストのDAIGOが「観察力をつける方法」として推奨してたことだ。
これを試しにやってみて、ムカつき防止にも有用なのがわかった。
DAIGOさん、ありがとう。君は早口すぎるが、①2枚目で②頭が良く、③話が面白い。
100%優先席
今朝、バスに乗ってオヤっと思った。優先席が増えていたのだ。最前列の高い位置にある椅子をのぞいて前半分の席が全て優先席になっていた。
近頃は時間帯によっては乗客の過半数以上がご老人の時なんかもあり、優先席に座っている人もその前に立ってる人もご老人、なんてことも見かけるので、ひとつの対処なんだろと思った。
でも、電車なんかの優先席で然るべき人が立っていても、平気で座ってる人がまだまだ多い。(寝たふりなんかして)
先日のニュースでは、横断歩道で車が止まらないので外国人観光客が困ってると放送していた。確かに日本では横断歩道の前に立っていても、当然とばかりに減速もせずに通り過ぎる車が多い。これはヨーロッパじゃまず考えられない。僕は以前ロンドンで渡るつもりじゃなく横断歩道の前を通りかかっただけなのに、車が止まったので、やむなく横断したことがあるくらいだ、笑い。
またヨーロッパには優先席なんてそもそもないが、然るべき時にはすっと席を譲る。ロンドンから目的地のカーディフまで2時間くらいかかる急行に乗った時は、若者が若い女性に席を譲っていた。さすが紳士の国だ。
日本人は近隣の国のマナーを揶揄することだがしなしばあるが、日本人も胸を張れるほどマナーがいいわけじゃない。
いっそのことバスや電車は100%優先席にしてしまったらどうか、と思う。
「我が社の車両は全て優先席ですが、席が空いてる時はみなさんおすわりください」
でいいじゃないか!
京都は今日もはんなりしていた
「春の選抜高校野球」を観戦後、京都に一泊した。
せっかく大阪まで来たのなら、好きな京都に寄らないわけにはいかないからだ。
阪急電車梅田駅のプラットホームはヨーロッパの駅を彷彿とさせる風情がよろしい。特急で小一時間、京都が近づくにつれ気分も上がってくる。
京都は以前にも増して外国からの観光客が増えていて、ここ数年ホテルの建設ラッシュが続いている。今回の宿も昨年11月オープンのホテルだ。僕のなじみにしている料理屋さんにも近い。その店は六角通り高倉にある親子でやっているこじんまりとした店だ。俳優の橋爪功に似た親父さんと京都の歴史通の息子さんの小さな言い争いを聞くのも毎回楽しみにしている。(店のあるビルのオーナーらしくまあ生粋の京都人だろう)
今回は「蕪蒸し」や「若竹煮」などの季節ものを京都らしいやさしい味付けで美味しくいただいた。
今回のお目当は細見美術館。琳派や伊藤若冲のコレクションで有名だが、今の展示は江戸琳派が中心。江戸琳派では僕は酒井抱一が一番有名だが、今回の展示では鈴木其一の作品が印象に残った。彼の代表的な作品は観たことあったけど、今回展示の小品が現代的で個性があってあらためていいなと思った。
京都で行く場所が一つだけだとしたら僕は「鴨川」を選ぶ。三条河原町から出町柳までの鴨川沿いの風景が僕には一番京都を感じる景色だ。
細見美術館→真如堂から鴨川沿い出町柳駅で下車。新芽の眩しい柳並木を眺めつつ賀茂大橋を渡り出町商店街に向かった。目的は鯖寿司で有名な食堂だ。土曜の昼過ぎだったので、やはりお客さんが結構並んでいた。ここは観光客はそんなに来ないエリアだけどこの店には地元の人も並ぶようだ。残念だが、帰りの新幹線の時間もあるので、ここは諦めて京都市役所方面にある蕎麦屋に向かった。ご夫婦と息子さんでやってるこの店も僕は気に入っている。
出汁巻、天ぷらと珍しいホタルイカのお蕎麦をいただいた。もちろん日本酒も。
バタバタとした一泊の京都だったが、やっぱり寄ってよかった。
京都の春は期待に違わずはんなりしていた。
甲子園で感心したこと
40年ぶりに甲子園球場をおとづれた。
母校が、春の選抜高校野球大会に選ばれ、その応援に行ったのだ。
40年前に出場した時のチームのキャプテンが今回のチームの監督で、学年が僕のいっこ下だ。40年前の記憶は薄れていてあまり思い出せなかったが、球場は流石にそれなりの風格があった。
母校の応援は嬉しくもあり、懐かしい校歌や応援歌(ピンクレディの「狙い撃ち」とか)をOB現役生徒とともに歌い、クロスゲームを堪能した。(残念ながら負けたけど)
試合はさておき、今回、甲子園の大会に行って感心したことが二つある。
試合が初日の第1試合だったので、開会式も見たんだけど、その司会と国家斉唱が現役高校生(ともに女子)で、その出来が素晴らしかったことだ。司会はとても落ち着いていて歌も堂々としていた。
このことがとても頼もしく感じた。
いつも時代もそうだが、「今時の若者は・・」と言われることがよくあるが、その時代の環境にそくして若者は進化(もしくは成長)してるのだなあ、と感心した。
我々おじさん世代も時代に合わせて変わらなきゃと思うが・・
ルンルン
今年の冬はとりわけ寒く、2月下旬になるが風はまだまだ冷たい。
たが夜明けはだいぶ早くなったし、空の色、陽光は春を感じさせる。
この時期からの夕方の明るさがぼくは好きだ。
嫌いな冬がようやく明けるなあ、と一気にルンルン気分になる。
そうするうちに3月になり春風が吹くと次はソワソワしてくる。
誰しも仕事のことや家族関係とかにわずわらされて悩むことはあるんだろうけど、
人間なんてもっと単純でいいじゃないか、ことの軽重も宇宙から見たら全部ゴミみたいなもんだし・・と最近とくに思う。
それはきっと年を経て、自分の人生が限りあるものと意識してきたからだろう。
影響受けやすいタイプ
昔ブルースリーの「燃えよドラゴン」をみて、映画館を出た瞬間からブルースリーになりきって「アチョー!」とか叫ぶ輩が多かったと言うまことしやかな笑い話がある。まあその気持ちはわからんでもない。
他にもシルベスタスターローンの「ロッキー」もそんな影響力を持った映画で、ぼくもロッキーになった気分で、シャドーボクシングをしながらランニングをした記憶がある。
今ちょうど「ピャンチャン」とゆう語感の面白い隣国の街で冬季オリンピックをやっているが、そういえばぼくが子供の頃開催された札幌オリンピックではスキージャンプ(日本チームは日の丸飛行隊と呼ばれた)のエース笠谷選手がヒーローだった。
ぼくは学校の廊下に水をまいて、ジャンプの飛び出しの真似をしたことがあった。しかもテレビの実況のセリフも入れながらも着地まで決める。
イマドキの子供たちも平野くんとか結弦くんのマネをするのだろうか?
学校の先生方、そうゆう時は着地まで見届けてから叱ってくださいね!