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それも愛

性懲りもない日々をつらつらと

火野正平の「こころ旅」はよくできたロードムービー

BS NHKの「こころ旅」に最近ハマっている。

 

よくできたロードムービーだなあと思う。

 

火野正平氏率いるサイクリング隊(氏以外は番組スタッフ)が全国各地を自転車で巡る。視聴者から寄せられた手紙に書かれた思い出の地を目指すのだが、走行中のシーンではその写り変る風景は見ていて飽きない。

途中で年季の入ってそうな食堂に入りオムレツ(登場回数多し)とかチャーハンなどレトロ感のあるメニューや地元の食材を使った定食などを食し、B級グルメ巡り的な楽しみもある。

ロードムービーはその移動中のエピソードは面白くても、結末がしまりがないことがありがちなのだが、このシリーズでは毎回目的地で視聴者の手紙が朗読され、その心の風景がエンドシーンとして句読点となる。(エンドシーン含めてカメラワークにも感心してる)

 

火野正平もなかなか魅力的だ。

御年60半ばになるそうだが、各地での出来事や人との出会いで見せるお茶目でおおらかな(ときにワガママ)な言動が楽しい。さすがに若い時から多くの浮名を流しただけあって女性とのやりとりは上手で本人も楽しんでるのがよく伝わる、中年のおばさんが握手を求めてくると「俺と握手すると妊娠するよ」とかね(自身のキャラを踏まえウマイ!)

が、人生を振り返る手紙を読んだあとに漏らす感想はなかなか渋い・・

 

下り坂にさしかかると、「人生下り坂サイコー」と叫びながら坂を下る場面に共感を覚えながら、50半ばにさしかかった僕やもう少し上の世代中心に番組を楽しんでいるのだろう。

 

春編と秋編のシーズン企画でもうすぐ今年の秋編が終わる。