それも愛

性懲りもない日々をつらつらと

鰻串でお祝い

昨日2月11日は日本の誕生日、ひさしぶりに中野にある鰻屋「味春」に寄った。

店主が美味しんぼでも有名になった鰻串の老舗店「川二郎」を甥ごさん(三代目)にゆずり、数年前に開いた店だ。(お店同士あまり離れておらず、たまにこちらの人があちらを手伝ってたりする)

「川二郎」のように隣と肩寄せ合って飲むのも風情があるが、こっちは少しゆったりした感じで楽しめる。ぼくは休日のお昼どきに一杯やりながら串焼きをほおばるのが好きだ。

年期の入った店主が店頭の炭焼きで腕をふるう。カウンターの中の美人姉妹(かなかなです)が注文をとり配膳をする、店の奥では人当たりの優しいお母さんが食材の出し入れ。アットホームなお店は客層もなかなかよく、いつも繁盛している。

名物の串焼きは肝、短冊、エリ、八幡などどれもおいしい。ビールと串焼きで落ち着いたら、白焼きと日本酒でゆっくり楽しむ。珍しい肝刺しや燻製も人気がある。

こうゆうお店に一人で来て、串焼き1本にうな重、ビールかお銚子一本でさらりと帰る女のひとなんか見ると、いい感じだなあと思う。

寒いなか外で待つ人もいた、お酒は一本にし勘定をすませ親父さんに軽く会釈して店を出た。

ご馳走さま、外はまだ日差しが明るい、本屋をぶらついて帰れば幸せな休日だ。

HAPPY BIRTHDAY TO JAPAN !