それも愛

性懲りもない日々をつらつらと

春のランチで

いつもの店でいつものランチ

春を感じさせる色トリドリの野菜がうれしい。

 

で、はたと思った。

こんなご飯を母は毎日作ってくてたんだと。

ぼくは十九の春まで実家にいたので、それまで毎とし毎とし一年中、体調の悪い時もあれやこれやと忙しい時にも。

そのことだけでも子は母に感謝しきれないな。

五十なかばで何を今更なんだけど、気づかないよりマシだろう。 

 

窓の外で春を告げる沈丁花が咲いていた。

傘寿を過ぎた故郷の母を想うと、少し景色がにじんで見えた。