GWにはRCを聴いて
6年前の5月2日に亡くなったんだけど、その翌日ぼくは奥多摩に登山にいく途中の電車の中で、ひとが読んでいたスポーツ新聞で訃報を目にし「おいおい、うそだろ・・」とびっくりした。
初めてRCサクセションを聴いたのは、中学時代に行ったフォークコンサートだった。
その頃フォークコンサートでは演奏者が5、6組いて、それぞれ2〜4曲演奏するスタイルだった。その日のメインは井上陽水でRCはその他大勢の一組として出ていた。
それまでRCのことは知らなかった。3人組のアコースティックトリオで、リズムに乗って楽器を弾きまくる異色なグループで印象深かった。が、その後のフォークブームのさなかでもRCは泣かず飛ばずで、ぼくもそんなグループのことはすっかり忘れていた。
ところが数年後、ロックグループとして燦然と復活したのだ。
素敵なラブソングが多かった、オーソドックスなロックンロールにのせた詩にも共感した。
清志郎がソロになってもよく聴いていた。エッセイなどの文章もトンチが効いてて上手だった。
6年前、青山葬儀所でのお葬式に参列した。大勢のファンの長い長い行列ができていた、お焼香するまでに3時間以上は並んだかな。
会場にいくと賑やかにロックンロールショウが続いていた。
こんなうららかな季節に天に登ったのか・・
GWにはRCを聴こう。