宝くじは地方税のようなもの
「宝くじは買わない」って歌がむかしあったが、宝くじの売り上げは年間1兆円弱だそうだ。
今朝テレビニュースで宝くじを当たった人にアンケート調査して、星座や血液型を調べたと言っていた。まったくだらないことで、ただの話題作りにすぎず、こんなのをおもしろげに放送するマスコミもアホだと思う。
宝くじは地方税のようなものだ。
理由は二つ。
一つは地方自治体が発売元であり収益の大半を得ているから。
もう一つは還元率が極めてひくいから。
都内ではみずほ銀行が大半を売っているが、あれは販売委託会社。よく目にする派手な宣伝などは宝くじ協会が請け負っていて、ここは天下り先。宝くじは自治体の収益を目的とした公営ギャンブルなんだ。
還元率は50パーセントを切る。1兆円売り上げて5,000億円以上は自動的に胴元が懐にいれている。還元率を50%以下とすることは、なんと法律に定められている。割が悪いのでギャンブル性が低いっていう屁理屈か?(笑)ちなみに競馬は70パーセントくらい、パチンコは80パーセント程度、海外のカジノは90パーセント以上還元しているのだそうだ。行政のやる宝くじが一番あこぎってことだ!
だったら地方税を任意に多く支払ったひとから抽選して、当たり金をだすのと同じじゃないかと思う。
モチロンそんなことはできないだろうが、形を変えて、何億もお金をかけ宣伝し、お金を吸い上げているのだ。
ぼくも、宝くじは買わない、