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それも愛

性懲りもない日々をつらつらと

鰻巻きの思い出

いつもの居酒屋に行くとその日の突き出しが鰻巻きだった。

そうか今日は土用の丑の日だったな。(今年は7月24日)

土用の丑の日」は、その昔鰻は冬が旬で夏にあまり売れないのに困った鰻屋が、マルチな天才学者平賀源内に相談してできた日本初のキャッチコピーだと言われている。

古いこともさることながら、未だに宣伝効果効果抜群なところが驚きだ。

これが本当の話なら鰻屋は源内さんに足を向けて寝れないな。

 

それはともかく鰻の肝ならず、味は甘いだし巻きの鰻巻きに苦い思い出がある。

3年前の9月に建築家の友人と二人で桂離宮見学を目的に京都に出かけた。

旧宮家の別荘だった桂離宮は現在は宮内庁が管理しており、見学は抽選になっている。

何度目かの応募でやっと抽選にあたった。午前中の見学の組みに入り、宮内庁のガイドと警備の皇宮警察官がついて見学をした。さすがに名にしおう桂離宮、作りも手入れもすばらしく何度かトライしてまで行った甲斐があった。

では、昼飯は離宮の感想話でも酒のつまみにと、京都南座のちかくにあった小綺麗な鰻屋に入った。

なにやら品のある店内だった。まずはビールを注文し、メニューを見た。

おっと!うな重の梅が4,800円、松にいたっては7,800円だ。うな丼は3,500だったかな。

とりあえずアテに肝焼きを頼んだ。大の大人が鰻屋でうな重でもとらないとチト恥ずかしいが、梅で4,800円とゆうのもなんだかな、かといって昼飯に7,800円はなぁ・・(夜の部もあるし)

僕らのように知らずに入ってきた人達用だろうか、お昼の鰻巻き丼ってのがあった、2,800円だ。お互い顔を眺めどうすると思案したが、結局ふたりとも鰻巻き丼にした。

さすがに個室もある店内は上品な感じの客がチラホラいるくらいでゆったりしていた。

いまさら違う店で飲み直しもなんなので、鰻巻なき丼をつまみに冷酒をいただいた。

なので結局、お勘定は聖徳太子さんのお出ましとなった。(笑)

 

京都では知らない高級店に入ってはいけません。

鰻巻きを見ると思い出す、ほろ苦き鰻巻きの思い出。