壊すのはやすし
昨日ラグビーのテストマッチ(ナショナルチーム同士の公式戦)を観戦に行った。
JR千駄ヶ谷駅から甲殻類を連想させる外観の東京体育館の敷地内を抜けて、外苑西通りに出ると、国立競技場だった場所がフェンスに囲まれていて、敷地内ではブルトーザーなどの重機が動いていた。
「ああなくなったんだな・・」
東京オリンピックの聖火点火で、多くの日本人の目に焼き付いてる国立。
僕もラグビーの早明戦やランニングのイベントで何回か訪れた国立。
巷の話題は仕切り直しとなった新国立競技場、元の予算でどんなものができるのか?僕もすくなからず関心がある。
話のレベルはちがうが、ローマのコロッセオ(古代ローマの円形闘技場)は現在大規模改修中で、改修後はイベントの開催もできるようになるらしい。また地下(かってはライオンとかをいれていた部屋があるところ)には博物館も作られるとのこと。
国立競技場が世界遺産レベルのものだったとは思わないが、50年そこらで壊すものなら半仮設と割り切ってきわめて実用的(それなりのセンスは必要だけど)なものを作ればいいじゃないかと思った。
都心にポッカリ空いた空地に数年後には巨大な競技場が現れる。楽しみのような怖いようなだけど、完成したら新トラックを走ってみたい。