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それも愛

性懲りもない日々をつらつらと

ソウル観光3日目

ソウルは三日目も晴天だった。(東京はその日雨だったようだ)

午前中まずは世界遺産・景徳宮に行った。

地下鉄の安国駅から歩いて5分の場所に緑豊かな広大な敷地に築約400年の優美な木造建築群の古宮が静かなたたずまいを見せていた。

二層のむくり屋根の門をくぐり入城すると大きなイチョウが目についた。もうだいぶ色づいていていた。軽く湾曲した古い石橋を渡り朝の静寂な空気に包まれて敷地を静かに歩いていると・・某国の団体ツアーが押し寄せてきた。自撮り棒を使い記念撮影をする人が多く会話も賑やかだ。(東京でも最近よく見かける光景)

優美な古宮を巡った後、近くにあったこじんまりしたいい感じのカフェに入った。店内では若い女性がパン生地をこねていた。ダブルサイズのコーヒーがおいしかった。

カフェでリラックスしたあと地下鉄で美術館のある梨泰院に向かった。

今回の旅のハイライトのサムソン美術館は、幹線道路から少し入った坂の途中にあった。

建築界の3大巨匠がそれぞれ一棟づつ設計した建物は過去・現在・未来を表しているらしい。3つとも全う表現で対比が面白い。

美術展示はmuseum1の古美術とmuseum2の現代美術がある。

M1の展示室に入ると、室内の照明がガラスの展示ボックスのライトだけで、ほの暗い部屋ではおのずと展示品に視線が向かう。展示ではとくに12世紀の高麗青磁は名品がずらりで素晴らしかった。花器を中心に色形絵柄ともに優雅で繊細だった。

M2にはロスコやウォーフォルなどの有名どこと韓国の作家の作品があった。建物はジャン・ヌーベル(日本での設計は電通本社ビルなど)の設計で、3階建ての建物の1階部分が斜面に半分埋まっていて半地下みたいになっている。ライトコートがあり美術館には珍しく展示室に窓があり天井の高い室内に外光がさしこむ作りになっている。現代アートには立体的な工作物も多くそれらに光や影が投影されると作品の表情も変化して面白い。この建物の外壁に「memory of futere」のサイン(看板)があった。

ロビーには日本の比較的若い作家の作品が置いてあった。今年みた初台のオペラシティーでの展覧会で印象深かった作家の作品だ。こうゆうビビッドな作品をロビーに飾るところにこの美術館の姿勢を感じた。(やるなおぬし!)

建物の設計、展示のしかたがよく練られていて展示品の質も高く、大変満足したサムソン美術館(リウム)だった。

つづく