それも愛

性懲りもない日々をつらつらと

天才=早熟で多作、ああなるほど

ある本を読んでいて天才の定義として、「天才は早熟かつ多作が条件となる」とゆうのがあった。

例として16歳でデビューし多くの作品を残した漫画家の手塚治虫氏が挙げられていた。確かに彼は多い時は同時期に5本も6本も週刊誌に連載を抱えていた。ストーリーも考え絵も描くわけだから尋常じゃないアウトプットの量と速さだ。

僕はピカソを思い起こした。ピカソは多作(絵画だけで2万点)でかつ、生涯を通じ多様な表現を追求した近現代美術界の巨人だ。

数年前、バルセロナピカソ美術館に行った時とても驚いたことがあった。それは同じパターンの絵を二十も三十も書いていることだ。(壁一面に展示してあった)

ピカソと言うと、理解不能な素人目には妙竹林な絵が多いが、同じパターンの絵をいくつも習作していたのだ。例えて言えば「モナリザ」を同じ構図で何十も書いていたようなものだ。僕にはどれも同じに見えたが、ピカソには違って見えなかなか納得いかなかったのだろう。(これは売れる、といっぱい描いたのかな、笑)

 

天才恐るべし!ピカソの絵は理解できなくても凄さはよくわかった。

凡人にしてせめて質より量ぐらい、アウトプットしろよ。と自分に言いたくなった。