やっぱ生でしょ!
数日前に渋谷のジャズバーでライヴで聴いた。
30席くらいの小さなお店なので、客席と演奏者とが近く、音とともにプレイヤーの表情や体の動きもはっきりとわかるので、生演奏ならではのグルーブ感を楽しんだ。特にジャズはノリが大事なので、ライブが一番だ。
最近、音楽や演劇、スポーツ観戦などライブエンターテイメントの観客数が伸びているそうだ。
それは思うにバーチャルが日常的に生活を侵食している反動じゃないかと思う。
みんな無意識に生でリアルな体験やコミュニケーションを求めているかもしれない。
そう考えると、山ガールとかカフェブームやシェアハウスなどもそんな現象の中に含まれるような気もするが、どうか?
手軽で便利なので僕も利用しているが、LINEがコミュニェーション手段として大流行中だ。
手紙なんていまどきの子はあまり書かないだろうから、ラブレターがわりにもなっているんだろう。でもなんだか、LINEで彼女と会話して、うれしがったりしているとするとなんだかつまんねえなと思う。
もう遠い昔話のようになってしまったが、好きな彼女に会いたくなり急に押しかけて行って、意を伝えたりふられたりした頃が懐かしい気がする。
やっぱ生でしょう。僕はネットの列車には乗り遅れたようだが、これからはもっとリアルを楽しもうと思う。