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それも愛

性懲りもない日々をつらつらと

八ヶ岳は今日も〇〇だった

八ヶ岳の主峰、赤岳に登った。

赤岳は登山口への交通アプローチがよい。山小屋が登山口、中腹、山頂付近にもある人気の山だ。

が、なぜかこれまで僕は登ったことがなかった。そのうちにで、行きそびれていた。

納車されたばかりの広島カープ赤ヘルカラーの車で諏訪南インターを降り、美濃戸口に向かった。途中、道路脇に植えられたラベンダーが涼しげだった。

美濃戸口の登山口から3時間ほど林道と沢沿いの登山道を歩きその日泊まる赤岳鉱泉についた。時間的にはもっと高いところにある山小屋まで登るのも可能だったが、前から評判の良い赤岳鉱泉には一度泊まりたかった。

金曜日ですいていた山小屋は快適だった。沸しの鉱泉風呂はきもちよく、談話室やトイレなどの設備も山小屋ではトップクラスの充実ぶり。食堂では大きめの液晶テレビに大相撲が映っていた。

そしてなんといっても驚いたのは、夕食。スープはお代わり自由のポトフでメインはなんとステーキだった。このステーキがうまかった!その日はNHKのローカル局が山小屋の取材に来ていたが、みんな夕食のステーキを絶賛していたようだ。

夜空は曇っていた。2年前に同じ八ヶ岳の本沢温泉で見た星空がすばらしく、今回も期待していたけど残念!

食堂で長野産のワインを飲み早々に寝て、朝4時前に起きるとシトシトと雨の音が聞こえていたが、出発前にはなんとか雨は上がった。

赤岳鉱泉から地蔵の頭に向かうタフな急登を2時間ほどでやっと登りきり尾根に出ると、雄大な赤岳が顔を見せていた。森林限界を越えたガラ場の荒々しい景色の稜線で可憐なコマクサやギキョウなどの高山植物の花が出迎えてくれた。

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2,899メートルの赤岳山頂に登頂したとき少しだけ空に晴れ間が覗いた。南の方角の富士山の上のほうだけは見ることができたが、周囲の八ヶ岳の山々は雲が覆っていた。

岩場を慎重に降りて阿弥陀岳との間のコブのような中岳を上り下りし、沢沿いに下山。中腹にある行者小屋に着く頃には晴れ間が広がっていた。

山小屋の前にはベンチやテーブルが並び、たくさんの登山客で賑わっていた。3連休の初日で広いテント場も一杯だった。目の前にそびえる赤岳をあおぎ見ながら缶ビールをぐびり、あぁ上で晴れてほしかったと胸のうちでつぶやいた。(山の天気は乙女の心のように変わりやすいのだ)

下山ルートは雨でぬかるみ、すべる土と石に足は消耗した。森には苔の絨毯が静かに広がっていた。

原村にあるノンビリした感じの村営の温泉施設でさっぱりと汗を流し、施設内の食堂でお蕎麦を食べ帰路についた。

八ヶ岳の山に登ったのは4度目だったが、頂上での眺望は今回を含めいづれもイマイチ。山のテッペンでのパノラマビューと満天の星空を期待して、この秋の八ヶ岳にまたチャレンジしたいと思う。

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