それも愛

性懲りもない日々をつらつらと

ラグビー早慶戦2017

11月23日ラグビー早慶戦はなぜか勤労感謝の日に例年行われる。

この頃ちょうど絵画館通りの銀杏並木が紅葉(黄色だが)し、夕暮れ迫る試合後にここを歩くと年の瀬に向かう季節をヒシと感じる。

今年も昨年に続き最後まで接戦だった。今年の慶應はかなり強くて王者帝京大学にもあと一歩だった。でもなぜか慶應は早稲田に弱い。慶應慶應高校など系列校からに部員が多く、エリート然としてそれはそれでカッコいいんだけど、最後は早稲田の雑草魂に根負けするのかな・・

秩父宮ラグビー場はほぼ満員、このカードは入場料の設定も格上のトップリーグより高い、なんかおかしいと思いながら協会のドル箱ゲームだから仕方ないかと、毎年足を運んでいる。

慶應OBの応援は品がいい、前の席にいた慶應OBたちは校歌斉唱もきちっと立って歌い、早稲田の校歌も立ったままで聞いていた。あのうるさい明治OBと対照的だ。

早稲田はその中間ぐらいか、僕も一緒に観戦した先輩もズボラに座ったまま歌う。

早稲田が残り10分で逆転し、そのまま2点差を守りきった。途中怪我で交代した早稲田の1年生が松葉杖姿で嬉し泣きしていたのが印象的だった。

早稲田OBとしては勝ちは嬉しいが、まだ帝京の背中は届いても越せないかな・・

ともあれ、好試合だった。12月から始まる大学選手権でまたまみえるといいと思った。