ロチュー可
先日、路チューのカップルを目撃した(事故でも犯罪でもないので目撃ってほどじゃないけど)。まだそんなに遅くない時間、午後9時くらいか、それなりに人通りのある小径だ。
しげしげと見るわけにもいかずチラッと横目でみて、かたわらを通りぬけた。
その二人はあまり若くなかった・・
が、そこがいいな、と思った。
若い二人ならめずらしいことではない。電車の中なんかでたまに目にするが、若いときは「二人の世界」に容易に浸ることができる、とゆうか自分のことしか考えられない時期だ。
そうゆうときを経て、少しずつ世間が見えてくる、世間が広がる。
でも世間は広がってるのに、なんだか息苦しさを感じてくる・・
恥をかかないように、失敗しないようにのつもりが、いつのまにか退屈な日々を迎えてしまう・・多少なりともみんなそうじゃないかな、ぼくもそうだ。
そこでミドルエイジの路チュー。良いではないか、世間はだいぶ知ってる、傍目も十分気にしてきた年代だ。
当たり前だがキスしてるときは周囲なんか気にできない、ぼくなら後ろから刺されてもしばらく気がつかないかもしれない。
ながくても1分くらい(人によって違うだろうが)なら、しばし世間も我も忘れるのもいいだろう。
路駐は不可でも路チューは可 にしてほしい。