それも愛

性懲りもない日々をつらつらと

「いい階段の写真集」みいつけた!

いい階段に出会うとなんだか心ひかれることがある。

探してたわけじゃないけど、昨日青山ブックセンターで階段の写真集に遭遇した。

(こうゆうのがネットじゃなくリアルな本屋のいいところ)

 

やっぱり階段好きっているんだ!

 

階段の見どころは、色々とあります。

手すり、手すりの支柱、手すり子(支柱と支柱の間の飾り)、踏み面(足を乗せる部分)、蹴込(段と段の間をふさぐ縦の面、これがなく間が空いてる階段がストリップ階段ストリップ階段は軽快な感じ)、壁の装飾や照明(シャンデリアがあったり)にも凝った階段もあります。段裏といわれる階段の裏側も、見せるデザインになってる通好みの階段もある。

 

この本には素敵な階段が、解説付きで紹介されています。

東京では、東京文化会館日生劇場(どちらも建築界の大御所の設計)など。

 

ぼくが、じっさいに眺め手に触れ登り降りして、好きになったのがロンドンの「コートールド美術館」の階段。こじんまりした階段ですが、ブルーの手すり子が印象的な優雅な半螺旋階段です。

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*この美術館はロンドン大学の美術研究所に属していてコレクションは印象派を中心に超一流です。(マネ「フォリ・ベルジェールの酒場」、セザンヌ「カード遊びをする人びと」、ルノアール「桟敷席」、ゴッホ「自画像」など・・)サマセット・ハウスと呼ばれる18世紀に建てられた優美な宮殿の中にあり、雰囲気も抜群。