レオンと観葉植物
凄腕殺し屋レオンと家族を殺され復讐のためレオンに弟子入りを願う少女マチルダの間に芽生える友情を描く映画「レオン」は、リックベンソン監督による秀作だった。とくにスティングの「Shape of my heart」が流れるラストシーンは泣けた。
天涯孤独なレオンがいつも大事にしているのが1鉢の観葉植物。身を隠すように居所を転々とするときにも、商売道具の武器といっしょにこの鉢を小脇に抱えて移動する。部屋のなかでは植物に日が当たるようにこまめに窓際においたり、霧吹きをしたりと手入れに余念がない。(ラストシーンでは命と引き換えにマチルダの復讐を遂げたレオンが大切にしていた観葉植物をマチルダが地面に植える)
ぼくは殺し屋ではないが、観葉植物を買った。
以前にも何回か部屋に置いたことがあったが、いつのまにか枯れてなくなっている、そんな感じだった。
今回はそれを反省して、できるだけ手をかけようと思う。
考えてみれば当たり前なんだけど、植物も生き物、
ペットと同じように大事にしなきゃ、かわいそうだ。(もっと早く気づけよ)
今朝、ヒメモンステラとゆう葉っぱの広い植物の鉢植えに霧吹きをして、薄日の差す窓際に置いた。
今のところリベンジする相手もいないので、この木が地面に植えられることはないだろう。この部屋でスクスクと育って欲しい。