哀悼の意
フランスでのテロの衝撃が世界を駆け巡り、日本でも当然ビックニュースとなった。
FaceBookで顔をトリコロールに染め、哀悼の意を表する人が次々と現れ僕の友人知人も何人かいた。
このことについては既に賛否あり、ISを喜ばすことになると言う指摘などもあるが、FBの創設者・マークザッカーバーグに寄せられた「シリアなどの犠牲者に対しては哀悼の意は表しないのか?」と言う疑問が僕は一番まっとうだと思う。
フランスに縁がありまたはフランス文化を愛好する人たちが感じ入ることは当然なことであろうが、SNSでポチッだけではいささか安易すぎるんじゃないかと思う。黙祷くらいはしてるのだろうが・・
スカイツリーも三色をやったらしいい。
不幸な死は世界中に後を立たない。まだ記憶に新しいところでは韓国で起きたフェリー船の沈没事故がある。修学旅行生に起きた痛ましい事故だった。
この時どこかのタワーで韓国の国旗の色で染めただろうか?
フランスで亡くなった方はまことにお気の毒だが、フランスにはISを空爆している事実がある。この空爆の是非は別として、相手は戦争の相手国だと思っているだろう。
(エッフェル塔を三色に染めたのは国家としてISのテロ=戦争に負けないとゆう意思表示でもある)
ただ顔を染めて悲しんでも残念ながら何も解決しない。
これを機会にヨーロッパと中東の歴史やイスラム世界のことを少し学ぶのもいいだろう。
日本だって安保や移民問題で他人事じゃなくなってきているのだし。