ベルギーから来たジェントルマン
今日は朝からヤラかしてしまった!
運営している貸音楽スタジオ(主にピアノ)の予約時間を間違えてお客を30分も待たしてしまったのだ。
相手は初めて利用する客で、おまけにあまり聞いたことのない綴りの名前の外人さんだった。
原宿駅からダッシュし地下にスタジオのあるビルに飛び込み階段を降りると、防音ドアの前にあるデスクで長髪の男性がノートパソコンを広げていた。
ソーリーソーリー ! と遅れたことを詫びると、全く嫌な顔ひとつしなかった。
長身痩躯で芸術家とゆうより落ち着いた理知的な感じの男性で、聞くとベルギー人だった。
予約のメールでは漢字を使っていたし(変換はあるとしても)、日本語会話も流暢なので、日本在住か?と聞くと20回以上来ているが住んではいないとのことだった。
もちろん料金は割引したが、利用終了後退出時にあらためて詫びたら、「ピアノの音が素晴らしく、今日は大変楽しい時間を過ごせました。また日本に来た時は是非使わせてもらいたい」と言われた。
なんてジェントルマンなんだ!こんなひともいるんだなあ・・ちょっと感動。
俺もできる範囲でひとへの気遣へができればいいと思ってはいるが、まだまだだなあと思った。
後で調べるとプロの演奏家ではなく、情報工学の研究者のようだ、パリにあるナントカ研修所に所属する。(ピアノが趣味の先端時術研究者か、かっこいいな!)
ベルギーとゆうとビールくらいしか頭に浮かばないが、ああゆう人物に会うといい国かもしれないと思ってしまう。機会があれば寄ってみよう。
今晩はベルギービールでも飲もうか、ありがとうMr. バナ。