それも愛

性懲りもない日々をつらつらと

新幹線で川端康成

北九州に帰省するときは、行きは新幹線戻りは飛行機にしている。

新幹線で小倉まで以前に比べると随分速くなった「のぞみ」だがそれでも5時間以上かかる。でもそののんびり感がお休みムードでいい。

旅のお供はいつもお酒と文庫本で、今回は川端康成大先生の「古都」を読んだ。

川端を読むのはうーん、学生時代以来だろうか?

産まれれてすぐに生き別れた姉妹の対照的な人生の歩みと運命的な再会を古都・京都を舞台に描かれていて一気に読んだ。おかげで途中京都駅に停車した時も気づかなかったが・・

さすがノーベル賞作家、文章もストーリーも一流でした!

川端はこの作品を古き良き京都が失われていくのを惜しみ、書いたと言われている。

僕の大好きな京都、確かにホテルラッシュや外人観光客の急増はあるけど、京都1200年の歴史は今日でも色褪せてないと僕は思う。古くて褪せようがないのかもしれないが。

 

テルオちゃん

昨夜はテルオちゃんと近所の居酒屋テツで同席した。

テルオちゃんは僕より3歳上のご近所さんだ。ガテン系の会社の社長でかなり成功しているが、外車など乗らず業務用のハイエースを愛用するなど、至って地味だ。ただフィリピンパブ通いだけは惰性で続けているらしい。「イザベラが来い来いってうるせんだよ」が口癖だ。

新宿区落合の地元出身で、昔は一斉を風靡した暴走族のトップだったことは地元では有名だ。当時テレビに取材され放送されたらしい。

えらそうなことはいわなしいし、今では気のいいおっちゃんだが、昔話をきくとかなり威勢がいい武勇伝がどっさり。「でも女にもてたかったんだよ~」とニコッと笑う。

明るい酒だし、朝から現場もあるので深酒はしない気風のいい酒なので、同席しても気軽だ。酒は明るく飲み、さーっと酔っぱらうのがいい。

40年ぶりの石神井公園駅

今日はソプラノ歌手のSさんとピアノ伴奏家のIさん(二人は音大時代の同級生)と西武池袋駅石神井公園駅近くの「雷鳥」というカワイイ名前の蕎麦屋でランチに行った。

石神井公園駅に行くのは40年ぶりくらいか、昔のイメージとは違いかなり立派な駅に建て変わってたので驚いた。大学のころた石神井公園でボートに乗ったかすかな思い出がある。あれは春だったかなあ・・・

雷鳥という名前に謂れは想像通り、ご主人が山好きだとのこと。

良くできた蕎麦前(蕎麦の前の前菜、とくにアボガド漬は秀逸)と変わり蕎麦もあるせいろ(今日の変わりは赤紫蘇だった)もうまかった。

SさんもIさんも割と行ける口で、日本酒を少々。

彼女たちは来月、2年前に大きな病気を患ったSさんの快気祝い(まだリハビリ中だが)の意味もあってほかの音楽仲間数人と留学経験もあるウィーンとイタリアに行くそうだ。もつべきものは友、楽しい旅行になるだろう。

ウイーンは飯はまずいが、コンサートなどの音楽のレベルがすばらしく高いそうだ。

今日のランチは彼女たちの家に近い駅の店をえらんだんだけど、何のことはない、ランチのあと僕のオフィスのある原宿に旅行用にバックを買いにい予定だった。石神井公園から原宿まで副都心線つながってる電車で一緒に行った。

なにはともあれ、ボンボヤージュ!

 

音読

多和田葉子さんの「容疑者の夜行列車」という本を音読で読みはじめた。

多和田さんは日本生まれだが現在はドイツ在住で、ドイツ語と日本語の両方で執筆活動をしているそうだ。僕と同年生まれで大学も同じなので、その昔キャンパスですれ違ったことがあるかもしれない。

音読ってやってみると黙読だとすっとばしてしまうような慣れない

言い回しや漢字が頭に入るような気がする。あまり使わない筋肉を使うような新鮮な感覚がある。

意図的に物語の主人公を「あなたは...」という二人称を使う書き方も面白い。

今日は土曜日のだれもいないオフィスで、誰にも気兼ねせずに音読をした。

陽光

日差しが春めいてきた。

ぼくは寒くて暗い冬が苦手で、春の訪れを感じるいまからの時期が好きだ。ウキウキとまではいかないが、つぼみくらいの期待感が胸にふくらむ。

いつものランチの店で、今日は中庭でランチをとってる若者がいた。ちと気が早いとは思うが、気持ちはわかる。二人とも素足に革靴だった、こちらは流行りだろうがあまり感心しない。

週末にはなにかいいことあるかもな、とわけもなく夢想する明るい陽光の金曜日。

東中野の夜ごはん

昨夜はバレエの発表会が終わったMさんの乾杯会で、東中野のビストロに行った。

JR総武線東中野駅は昔から地味な駅だが、駅周辺には割と飲み屋は多い。

その店は商店街でなく、住宅街へ向かう暗い道沿いにあった。

「ここはもとは中華屋さんだったんですけど、味はいいが店が汚く、客はもっぱら出前を頼んでたそうです」と笑えない話を一人で切り盛りする女性シェフに聞いた。

その後ろ髪を束ねたそのシェフも地味目で、東中野っぽいな、と変に感心した。

レバーペースト、鶏の煮凝り、ハチノスのトマト煮等々。メインは子羊ちゃん。

料理の味はしっかりしていた。時間をかけて丁寧に作っているのが分かった。主役のMさんが白ワインがいいというので、シェフおすすめの白のビオワイン。確かにふくよかでうまかった。ワインを空けて、ひさしぶりにグラッパを飲んだ。イタリア産でなくあえてフランス産をおいてるところが、フレンチ店のこだわりだなと思う。

お互い近所の居酒屋の常連のMさんはその居酒屋でも指折りの酒豪だ。いつもこちらが先にできあがってしまう。当然のごとく2軒目へハシゴ、蕎麦系居酒屋で日本酒をぐびぐび。バレエの打ち上げということでワインで乾杯したが、最後はやはり居酒屋に落ち着いた。

都心には近いがローカル色のつよい東中野の地味だがつくろいだ晩御飯だった。

 

 

 

坂道ダッシュ

久しぶりに坂道ダッシュをやった!ピンポンダッシュではない。

30メートルくらいの短い坂、でも傾斜は結構ある。

5本やったら、ゼイゼイきた。最後時は膝に手を置いてゼイゼイ!

翌日はケツが軽く筋肉痛。いつものジョギンではない現象。

5年くらい前に緩い傾斜でダッシュしてハムストの肉離れをやったことがあり、それ以来ダッシュうはやめていたんだけど、踏み込み時に力を入れなければ大丈夫だ。

足をあげて回転させることに集中する。

坂道ダッシュをする58歳!まあ珍しい方だろうな。