お月見ラン
昨日の日曜日、ハーフマラソンにエントリーしていたが、仕事の予定が入りキャンセルした。天気も良かったので残念だった。
それもあり今日は早く家に帰り夕暮れどきに走った。きれいな夕焼けだった。秋らしく少しさびしげな夕焼けだったけどしみじみしていい感じだった。
反対側の東の空の下方に大きな月が浮かんでいた。月を背に走っていると見知らぬオバちゃんが満面笑みを浮かべ月を指差し「大きな満月が〜」と僕に教えてくれた。
きれいな月が出ているのは知ってたけど、せっかくなので振り返り「へえ!大きいですね」と答えて走り過ぎた。そんなことで声をかけられたのは初めてだったが、なんだか爽やかな気分がした。
走っているうち宵闇も迫る中、ありきたりだけど「こんなことできてオレは幸せだな〜」と思った。
ここんとこ連日朝のニュースではシリア難民のことを報じているし、昨夜のBS番組で第一次世界大戦の戦禍の痛ましい記録を写した番組をみたので余計にそう感じたのかもしれない。
走り終えると月は上空に登り、さっきより小さくなっていた。
夕方の知らないオバちゃん、もしまた偶然会ったらまた声をかけてね、満月じゃなくても、どんな月でも適当に驚いてみせるから!