それも愛

性懲りもない日々をつらつらと

世田谷から道玄坂までの土曜日

世田谷の馬事公苑に出かけた。

もう30年以上東京には住んでいるが、馬事公苑はお馬さんがいるとこだろうなぐらいに思っていたが、行ったことはなかった。

「世田谷区民祭り」とゆう催し物に友人(同級生)が参加すると聞き、ほんじゃま一回いってみるかと同級生たちと連れだって出かけることになった。

小田急線の千歳船橋駅で降りてバスに乗り継ぐ。バスから眺める街には緑が多い。高い建物もあまりなく気持ちも和らぐ気がする。

大根踊りで有名な東京農大前(農大生はこればかり言われるんだろうなぁ)で降りると、道を挟んで馬事公苑があった。

入り口から続く立派な欅並木が歴史を感じさせる。

お昼前ですでに30℃は軽く超えてる天気だっが、会場は多くの人で賑わっていた。

出店も多く地方各地からたくさん来ていた。市町村単位の出店みたいで東北と北陸は全県出ていたようだ。九州や北海道などからもちらほら。地方名産の食べ物やお酒などが並んでいた。こういった自然の豊かさを感じさせる品々を目にすると、東京暮らしが長い身としては地方がちょっとうらやましくなる。

出店は自治体だけじゃなく、世田谷畳組合とか韓国の地方の行政区からの出店などもあった。

韓国語ができる友人がいて、出店の人(日本事務所の所長さんかな)との話が弾み、おかげで韓国のりをいただいた(カムサムニダ)。こうゆう機会に普段あまり縁のない人と話すのが面白い。ふ〜んそーなんだ、と新鮮な発見もある。

若鮎と牛串を食べ、地ビールと地酒を味わいぶらぶらしてるとさすがに暑さに少しバテテきた。冷たいものを求めて、後から合流の友人と待ち合わせをした新宿へ向かった。

新宿では全国うまいもの市をやっていた。よく百貨店でやってる類の催事だが、友人の知り合いが出店している聞いていたので寄ってみた。

ここでもまたお話上手な友人のおかげで作りたての紅葉饅頭をゲット。(持つべきものはトモダチです)

新宿のビアホールで喉を十分に潤し、それでは解散〜! とはならず、次は渋谷の道玄坂の近くにあるジャズバーに出かけることになった。ぼくの知り合いが出演するライブがあり、音楽好きの友人もこれにノッタとゆう訳だ。

小ぶりなライブバーで目の前での生演奏。ドームとかの大箱での公演も盛りあがるけど、ぼくはこんな小さめの箱のライブも好きだ。

「スイングしなけれりゃ意味がないね」ノリのいいアンコールでライブは終了した。

バンマスの素敵なフルーティストともちょっと話をして、ライブハウスを後にした。

ふつうはここでお疲れSUMMER 〜 とゆうところだろうが、学習意欲満々なぼくたちはその日の音楽の復習の為カラオケ店に向かった。

終電寸前まで寸暇を惜しみ歌い、盛夏の土曜の一日を満喫した。

みじかなところで楽しみは結構あるもんだな。と思った夏の日だった。