それも愛

性懲りもない日々をつらつらと

ゆるキャラと女子アナ

昨日は二度「それ違うんじゃない」って気がした。

 

ひとつは「ゆるキャラ」、どこかの自治体が表参道の街頭でご当地のゆるキャラを宣伝していた。

親しみやすくかわいいキャラクター(??ってのもあるけどね)を使って集客し、地域を代表するものをアピールするのならわるけど、ゆるキャラ自体を売るのはどうなんだろう。

以前彦根城に行った時、その当時人気を博していた「ひこにゃん」が国宝の天守閣(端正ないい姿)や宝仏殿以上に人気を集めていて、主客転倒だなと思ったことがある。

 

つぎは夕方、久しぶりにテレビの夕方のニュース番組を観たら(普段はテレビをあまり見ない時間帯)、「女子アナ」がふたり画面に並んでニュースを読んでいた。ふたりともアイドル系のタレントみたいでかわいい感じだった。

なぜ並んで映っているんだろう? とくに違和感を感じたのは、深刻なニュースを読むときだ。ニュースのリアリティが薄れてしまう・・

時々BSなどで欧米のニュース番組を観るが、そこに出てくる女性プレゼンターorアンカー(アナウンサーとゆう職業は日本だけらしい)にはそんな感じの娘は皆無だ。いかにもデキルなって感じの大人の女性がしっかりした口調で画面から言葉を発するとそうなんだと思ってしまう。

(ぼくにもNHKの合原さんとか好みの女性アナウンサーはいるけど、だからといってどんな番組でも似合うとは思わない)

 

共通するのは「ゆるキャラ」も「女子アナ」も「かわいい」とゆうことで一般受けしやすいことだろう。日本文化の特徴の一つとして「かわいい」があげられることがある。たしかに雅な和風文化を発展させてきた日本人の伝統的な好みだとは思うが、ナンでもカンでもかわいけりゃいいってわけじゃないだろう。