それも愛

性懲りもない日々をつらつらと

100%優先席

今朝、バスに乗ってオヤっと思った。優先席が増えていたのだ。最前列の高い位置にある椅子をのぞいて前半分の席が全て優先席になっていた。

近頃は時間帯によっては乗客の過半数以上がご老人の時なんかもあり、優先席に座っている人もその前に立ってる人もご老人、なんてことも見かけるので、ひとつの対処なんだろと思った。

でも、電車なんかの優先席で然るべき人が立っていても、平気で座ってる人がまだまだ多い。(寝たふりなんかして)

先日のニュースでは、横断歩道で車が止まらないので外国人観光客が困ってると放送していた。確かに日本では横断歩道の前に立っていても、当然とばかりに減速もせずに通り過ぎる車が多い。これはヨーロッパじゃまず考えられない。僕は以前ロンドンで渡るつもりじゃなく横断歩道の前を通りかかっただけなのに、車が止まったので、やむなく横断したことがあるくらいだ、笑い。

またヨーロッパには優先席なんてそもそもないが、然るべき時にはすっと席を譲る。ロンドンから目的地のカーディフまで2時間くらいかかる急行に乗った時は、若者が若い女性に席を譲っていた。さすが紳士の国だ。

日本人は近隣の国のマナーを揶揄することだがしなしばあるが、日本人も胸を張れるほどマナーがいいわけじゃない。

いっそのことバスや電車は100%優先席にしてしまったらどうか、と思う。

「我が社の車両は全て優先席ですが、席が空いてる時はみなさんおすわりください」

でいいじゃないか!