それも愛

性懲りもない日々をつらつらと

2015-01-01から1年間の記事一覧

歌麿は紀信でアラーキー

「肉筆浮世絵の世界」の展覧会に行ってきた。 主に浮世絵版画で活躍した絵師たちの肉筆画を集めた企画だ。 版画にくらべ制約が少ないので、多様な表現がありとくに細密な描写が目を引いた。 浮世絵は大衆向けのものでたくさん作って売る必要があり、それが版…

東京湾大華火祭、バーン!

東京湾の花火大会(正式名称:東京湾大華火祭)に出かけた。 竹芝桟橋から納涼船で花火を楽しむ粋な企画に参加し、 出身高校の同窓生20数名とクルーズ船に乗り込んだ。 納涼船にノルウェー国旗に似たものが描かれていて、?と思い、後で調べると船会社の社…

捨てられない本「東京漂流」

ぼくは本を買う方だと思う。 ジャンルは問わず、小説からエッセイ、歴史関係・美術関係(初心者向け)etc. なので本棚はすぐ満員御礼になり、半年に一度くらいに数十冊を廃棄している。 その際、購入間もない本はさすがに捨てられず、数年前に購入しもういい…

世田谷から道玄坂までの土曜日

世田谷の馬事公苑に出かけた。 もう30年以上東京には住んでいるが、馬事公苑はお馬さんがいるとこだろうなぐらいに思っていたが、行ったことはなかった。 「世田谷区民祭り」とゆう催し物に友人(同級生)が参加すると聞き、ほんじゃま一回いってみるかと…

進歩のない故郷が心配だ

FACE BOOKでぼくの出身地である北九州市八幡西区にある黒崎という町の「副都心計画」なるものがアップされていた。 内容もよく見ないうちに反射的にこりゃダメだと思い、「副」とゆう時点でさえない古い考えである趣旨のコメントを投稿した。(地元愛故なの…

鰻巻きの思い出

いつもの居酒屋に行くとその日の突き出しが鰻巻きだった。 そうか今日は土用の丑の日だったな。(今年は7月24日) 「土用の丑の日」は、その昔鰻は冬が旬で夏にあまり売れないのに困った鰻屋が、マルチな天才学者平賀源内に相談してできた日本初のキャッ…

大人の振替え休日

ここんとこ土日の仕事がチラホラあったので、水曜日を振替え休日にし登山に行った。 梅雨明け10日とはこの時期に天気が安定することを指すが、この日もいい登山日和になった。 中野駅から5時48分の中央線に乗って(高尾で乗り換え)山梨県の塩山駅まで…

パーフェクトラン

朝起きたら晴れていた。 勝手に梅雨明け宣言をしてランニングに出かけた。 今日は近くの公園周回コースではなく西落合・江古田大回りコース(個人的ネーミングです)の約8キロ。 途中で10回くらい横断歩道の信号があった。 比較的車が少ない道を選んで走…

新国立競技場のこと

ようやっと新国立競技場の建築計画が変更されそうだ。 ぼくは建築の専門家ではないが、今回の新国立競技場の設計の問題については以前から関心があった。 国際設計コンペが実施されたのは2012年の秋。 審査委員長は安藤忠雄氏、東京オリンピック誘致の功…

田中みんさんのこと

実写版「流浪人剣心」を観るとこの人がでていた。 「龍馬伝」に出演した時に強烈な印象を受けた俳優(だと思っていた)さんで、 顔はどっかで見覚えがあったので舞台系の古い俳優さんなのかと思っていたが、改めて調べると舞踏の人とのこと。そうか、立ち姿…

片足立ちの女

悲劇は高田馬場で起きた。馬場だからといっても決闘ではない。 それは西武新宿線の高田馬場駅のホームでの出来事。 ぼくは午後3時すぎに仕事の用事で電車を待っていた。 各駅停車を待っていたが、先に準急電車が来た。 ドアが開き次々と乗客が乗り込む、す…

雨中ラン

今年の梅雨はシトシトと長雨で、おかげで週3のランニング予定が狂いがちだ。 雨空に何となく気も晴れないので、夕方雨中ランに行くことにした。 雨に打たれて走るのもたまには気持ちいい。(はじめの10分くらいだけど) ちょうど朝顔市の時期、自宅の近くでも…

庭の花

休日の散歩の途中でご婦人が庭を手入れしているのを見かけた。 玄関脇にある小ぶりだが手をかけた見栄えのする庭だった。 爽やかな紫色のセージなどがあり、イングリッシュガーデン風か。 開花の季節は違うが、昔実家にあったフリージャーのことを思い出した…

喫茶店に男ふたり

旧友との飲み会の予定があり、埼玉の奥の方からくるやつが1時間ほど早く着くとゆうので赤坂見附の駅で待ち合わせをした。高校時代からの友人だが最近では年に一度会うかどうかぐらいの間柄だ。 スタバのような気軽な店が見当たらず、古めかしい名前の店を見…

家族の風景

練馬区江古田にときどき寄る酒屋さんがある。 アサヒヤワインセラーといってワイン好きには少しは知られている店らしい。 元々は地元の普通の酒販店(旭屋)が、現店主になってワインの仕入れに力を注ぎ今にいたっている。月に何回か催される試飲会はいつも…

日本茶に痺れる

事務所の近くにおいしい日本茶が飲める店があり、ランチもだしているのでちょくちょく通っている。 店主によると日本茶は産地より作り手だそうだ。日本酒作りのようなものか。 店には作り手が丁寧に作った少量生産のお茶が20種近くおいてあるが、僕のNO1は…

いまのうちいまのうち

先日、今年3月に亡くなられた桂米朝さんを偲んだTV番組をやっていた。 あらためて見て聴いて、うまいし花がある。89歳で亡くなるまで落語の虫だったようだ。 師匠の落語はテレビやCDでは聞いたことがあるんだけど、結局ナマでは聴かずじまいだった。品も…

「若冲」を読んだ

小説「若冲」を読んだ。 先日直木賞候補になった作品だ。350ページにおよぶ長編だが、日曜日に一気に読んだ。とゆうより読まされた。それほどの筆力があった。 孤高の天才画家 伊藤若冲の生涯を史実とフィクションを織り交ぜ、最後まで飽きさせない濃密な…

アッパレ!? な社名

山手線の車内で、健康食品の「スムージー」の広告がドアガラスに貼ってあった。 マーケティング的によくできた商品で、酵素とか乳酸菌とか体に良さそうな成分をうたい、人工甘味料や着色料の不使用で自然派志向をアピールしていた。 健康的でチャーミングな…

ドローンを飛ばしてみた

ドローンって名前がなんか忍者っぽくてイケナイ感じがするが、単純な話よくできたおもちゃだ。 なんでも禁止の行政のあおりをくって都立公園では全面禁止らしい。広いところの方が安全なんだけどなあ・・ とゆうわけで広めの区立の公園へワクワクしながらオ…

雑誌「Movilist」を買ってみた

仕事に煮詰まり(今日にはじまったことじゃないが)、そういえば「なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか」とゆう本もあったなと安直に考えスタコラ歩いて青山ブックセンターへいった。 こうゆう時は仕事とは無関係なジャンルがいいかなと、料理本やら音楽…

歌曲の週末

この週末は土日連日で歌曲のコンサートに行った。 土曜はクラシックのプロのバリトン独唱(仕事の関係で鑑賞)、日曜日は子供からお年寄りまでのアマチュアの合唱フェスティバル(こちらは友人が出演)だった。 クラシックになじみのない僕は、まして歌曲と…

ショーパン日和

6月に入り梅雨前の夏日が続いた。 「夏の風 目にミニスカート いと涼し」 ミニスカートがおじさん目線ではなく(25%くらいはあるか)涼しそうで羨ましくなる。冬だとこんなに寒いのに女は大変だな〜なんて思うんだけど、この季節は逆だ。 男もクールビズ…

威厳がない

きのう午後4時すぎにJRに乗った。 車内はまだ空いていて(このくらいの時間帯が一番空いてるみたい)、ぼくは空いてる席に座った。 すると女の子が車内を歩いてきて、ぼくの隣にすわった。 中学1年生くらいかなあ、まだ全然子供っぽい。すわるとすぐにカバ…

バスからの風景

街の景色をながめるなら、電車よりバスだ。 電車より時間はかかるが、休日ならのんびりバスに乗りるのもいい。 土曜日に東京オペラシティでやってる現代美術の展覧会にいくため、中野から初台までバスに乗った。 一人二人の客を拾いながらバスは走る。 けっ…

お寺で現代アート

せんだって京都の泉涌寺に出かけた。 皇室ゆかりのお寺さんで静かで趣があるときいたからだ。(実際よかった) 紅葉で人気の東福寺のちょっと先あたりの京都駅からもけっして遠くない場所にあった。 たまたま、そこでアートイベントをやっていた。 『観◯光 …

行動科学入門

「行動科学」って学問があるらしい。 名前がかっこいいので、なんじゃらホイとビジネス書を一冊読んでみた。 その本によると、人間の行動の大半は意思ではなく、習慣によって行われるものだそうだ。 例えば、朝起きが苦手なのは意思が弱いからではなく、朝起…

山手線お団子事件

それは新宿駅のホームで山手線の電車を待ってるときに始まった。 電車がやや遅れ長い列ができ、ぼくの前には若い女性が並んでいた。女性とは小さく前にならえくらいの間隔だった。 すると、その娘はやおら後ろ髪をお団子にする作業に入った。目の前に白いう…

宝くじは地方税のようなもの

「宝くじは買わない」って歌がむかしあったが、宝くじの売り上げは年間1兆円弱だそうだ。 今朝テレビニュースで宝くじを当たった人にアンケート調査して、星座や血液型を調べたと言っていた。まったくだらないことで、ただの話題作りにすぎず、こんなのをお…

部活と走る

5月も後半に入ると徐々に蒸し暑くなってくる。 こんな時期は気乗りはしないが、サボりぐせがついてもいかんので、チラッとでも走ろうと4日ぶりにランニングをした。 川沿いを5、6キロ走った後、公園を周る1周1.2キロの周回コースに入った。ここを2…